願い事
もうすぐ七夕。
子どもの頃はよく短冊に願い事を書いたものです。
「○○でありますように」
紙に記したその言葉は、
そうありたい、そうなりたいという気持ちがぎゅっと詰まった
未来の自分に投じる言葉ですよね。
ヨガのプラクティスの一つ、ヨガニードラの中のステップとして
「サンカルパ」というパートがあります。
寝転んだ姿勢で行う、究極のリラックスヨガであるヨガニードラ。
その途中に組み込まれるこのパート。
ヨガニードラ中の心身の状態、そしてそのサンカルパの言葉の紡ぎ方によって
こうありたい、という気持ちをぼんやり持つよりも、
より体と心に実現へ向けての種まきができるとされ
新年などにもよく行われるプラクティスです。
忙しく生きていると、人生の中で大事にしたいことの優先順位が知らぬ間に入れ替わってしまったり
立てた目標が霞んでしまう瞬間も多いはず。
私もそうです。
だからこそ、生きている中で大事にしたいことを常に心の真ん中に根付かせておけるように
ヨガのそうした体感覚をも伴うプラクティスを行うことで
ふたたび心の真ん中に、大切にしたいことを戻していく、そんな感覚です。
まるで人生のチューニング。
短冊に願う願い事がこれからも心の中にあるようにと
ヨガクラスの時間をお届けします。
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